【総務部試算】「300万を1億にする」は現実的か?兼業投資家kenmo氏の「新高値ブレイク投資」を複利と確率論で徹底監査

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【実践・戦略】資産運用メソッド

Last Updated on 2026年1月7日 by けん実おじさん

「300万円を5年で1億円にした」 ネット上でよく見るこの手の話、総務部の私なら即座に「誇大広告の疑いあり」として却下します。

しかし、今回監査対象とする兼業投資家・kenmo(ケンモ)氏の手法を精査したところ、そこには「驚くほど論理的で、再現性の高い経営戦略」が隠されていました。

こんにちは。「おじさんの堅実な資産形成ノート」運営者、総務一筋15年のけん実おじさんです。

私は企業で「リスク管理」を担当していますが、彼の手法はギャンブルではありません。

「サラリーマンという属性(強み)を最大限に活かし、市場の歪みを突く」という、極めて合理的なビジネスモデルです。

この記事では、彼が実践した「4つの投資エンジン」を総務部の視点で監査し、私たち普通の会社員がどう模倣すべきか、その「設計図」を報告します。


第1章:【構造監査】なぜ「サラリーマン」がプロに勝てるのか?

まず、前提条件の監査です。

プロの機関投資家がいる市場で、なぜ片手間のサラリーマンが勝てるのでしょうか?

「制約」がないという最強の武器

機関投資家には「説明責任」や「大型株しか買えない(流動性の制約)」という足かせがあります。

しかし、私たち個人にはそれがありません。

  • 時間の自由: 四半期の成績を気にする必要がない。「勝てる形」が来るまで何ヶ月でも待てる。
  • 場所の自由: プロが手を出せない「時価総額の小さい成長株(小型株)」に集中投資できる。

kenmo氏はこの「構造的な優位性」を理解し、プロがいない土俵(小型成長株)で戦うことを選びました。

これは中小企業が大企業に勝つための「ランチェスター戦略」そのものです。

「給料」という最強のヘッジ

彼は投資で得た利益を生活費に回さず、生活は給料だけで賄いました。

これにより、暴落時でも「生活には困らない」という精神的余裕(メンタルヘッジ)が生まれ、パニック売りを防ぐことができました。

「給料と投資資金の完全分離」。

これが成功の第一条件です。


第2章:【手法監査】資産を爆増させる「4つのエンジン」

では、具体的にどうやって増やしたのか。

資産規模に合わせて「武器」を持ち替える戦略は、企業の成長フェーズ管理と酷似しています。

エンジン1:新高値ブレイク投資【資産拡大期】

  • 手法: 過去の高値を更新した瞬間に買う。
  • 総務の評価: 「順張り」の極致です。高値を更新したということは、含み損を抱えた「やれやれ売り」勢がいなくなり、上値が軽い(需給が良い)状態です。
  • ポイント: 「高いから買わない」ではなく「高いからこそ買う」。この発想の転換ができるかが分かれ目です。

エンジン2:株主優待需給投資【安定期】

  • 手法: 優待権利確定日の数ヶ月前に買い、直前で売る。
  • 総務の評価: 企業の業績ではなく、「優待が欲しい」という人間心理(需給)の歪みを利用したイベント投資です。再現性が高く、手堅い手法と言えます。

エンジン3:新高値+ROE投資【加速期】

  • 手法: 新高値に加えて、ROE(稼ぐ力)が高い銘柄を選ぶ。
  • 総務の評価: テクニカル(株価)だけでなく、ファンダメンタルズ(業績)も加味することで、「偽物の急騰」を排除しています。機関投資家が好む指標(ROE)を入れることで、大口の買いを先回りする高度な戦略です。

エンジン4:決算モメンタム投資【時短術】

  • 手法: 好決算発表後の「1週間」の値動きに乗る。
  • 総務の評価: 忙しいサラリーマンに最適です。夜間に決算書をチェックし、翌日の注文を入れるだけ。「好材料が出ても、株価に織り込まれるには時間がかかる」という市場の非効率性を突いています。

第3章:【リスク監査】「損切り」こそが最大の利益の源泉

どんなに優れた手法でも、勝率100%はあり得ません。

kenmo氏の真骨頂は、攻撃力ではなく「守備力(損切り)」にあります。

「-10%で強制決済」という鉄の掟

彼は「買値から10%下がったら、理由を問わず機械的に売る」というルールを徹底しています。

これは、行動経済学の「プロスペクト理論(損をしたくない心理)」をシステムで遮断する措置です。

  • 9勝1敗でも、1敗で全財産を失えば退場。
  • 4勝6敗でも、負けを小さく(-10%)、勝ちを大きく(+30%〜)できれば、トータルでは爆益。

総務部としても、この「損小利大」のリスク管理規定は、全社員に導入させたいほど合理的です。


第4章:【実行計画】今日からできる「kenmo流」の模倣

では、私たちが明日から真似できることは何か。

まずは「リサーチの習慣化」です。

証券会社のツールを使い倒せ

  1. スクリーニング: 「52週高値更新」の銘柄を検索する。
  2. チャート確認: 「カップ・ウィズ・ハンドル(取っ手付きカップ)」のような形をしているか見る。
  3. 決算チェック: 売上と利益が伸びているか確認する。

特別な情報源は必要ありません。

楽天証券やSBI証券の無料ツールで十分可能です。

まずは「なぜこの株は高値を更新したのか?」を考えることから始めましょう。


まとめ:投資は「才能」ではなく「規律」である

300万円を1億円にするために必要なのは、天才的な相場観ではありませんでした。

  1. 「サラリーマンの強み」を理解する
  2. 「新高値」という需給の真空地帯を狙う
  3. 「損切り」を機械的に執行する

この「規律」を守り抜いた結果が、1億円という数字です。

「自分には無理だ」と諦める前に、まずは少額から「新高値ブレイク」を試してみませんか?

総務部として承認します。

この手法は、試す価値のある「堅実な事業計画」です。


【総務部・推奨参考文献/データソース】

  • kenmo『5年で1億貯める株式投資』
  • ウィリアム・オニール『オニールの成長株発掘法』
  • ダイヤモンド・オンライン「兼業投資家インタビュー」

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