Last Updated on 2026年1月7日 by けん実おじさん
ℹ️ 記事内の「監査」という言葉について
本記事における『監査』とは、総務歴15年の私による『サービスの品質および信頼性の厳格なチェック』を指します。
企業の財務会計上の監査や不祥事とは一切関係ありませんので、ご安心ください。

2026年最新の「利回りくん」監査結果
総務のけん実おじさんです。
今回の監査対象は、不動産クラウドファンディング業界で会員数、ファンド組成数ともに国内No.1を誇る
「利回りくん」
です。
多くの投資メディアやブログは、利回りくんを「高利回りで安全」「ほったらかしでOK」と手放しで称賛しています。
しかし、私の15年に及ぶ経理マンとしての経験と直感は、それらの情報に「重大な欠落」があることを告げています。
結論から申し上げます。
「利回りくんは、決してローリスクな『預金』の代わりではありません」
2025年に運営会社周辺で発生した一連の重大なコーポレートイベント(NASDAQ上場廃止、東証での猶予期間入り)を無視して、このサービスを語ることはできません。
これらの事実は、投資家が背負うリスクの本質が、不動産の空室リスク以上に、運営会社の「信用リスク(倒産リスク)」にあることを示唆しています。
しかし、リスクがあるからといって「使うな」と結論づけるのは早計です。
リスクを正しく理解し、コントロールできるのであれば、利回りくんは楽天経済圏の住人にとって「最強の資産形成ツール」になり得るポテンシャルを秘めているからです。
本報告書では、他のメディアが口を閉ざす不都合な真実(影)をプロの視点で徹底的に監査し、その上で、私たちが享受すべきメリット(光)を最大化するための「賢く、安全な付き合い方」を提言します。
資産運用の「光」:楽天経済圏ユーザーが受けるべき恩恵
まずは、利回りくんが持つ圧倒的な魅力、「光」の部分を監査します。
リスクがあるにもかかわらず、なぜこれほど多くの人が利回りくんに惹きつけられるのか。
その理由は、他の金融商品にはない独自のメリットにあります。
① ポイ活投資の破壊力〜「消費」を「資本」に変える錬金術〜
利回りくん最大の武器は、「楽天ポイント」との強力な連携です。
これは単なる「おまけ」ではありません。
資産形成のスピードを劇的に加速させる「エンジン」です。
- インカムゲインへの上乗せ(0.5%の魔法): 利回りくんのファンドに投資すると、配当金(現金)とは別に、出資金額に対して最大で年率0.5%相当の楽天ポイントが付与され続けます(※2025年以降、付与条件は厳格化されていますが、依然として強力なインセンティブです)。 例えば、表面利回り4.4%のファンドに投資した場合、実質的なリターンは「4.4%(現金)+ 0.5%(ポイント)= 4.9%」となります。 現在のメガバンクの普通預金金利が0.001%〜0.02%程度であることを考えると、この0.5%の上乗せがいかに破格であるかが理解できるでしょう。
- 複利効果の最大化: さらに重要なのは、獲得した楽天ポイントを「利回りくんコイン」に交換し、次の投資の元本として再投資できる点です。 通常、ポイントは消費して終わりですが、利回りくんではポイントが「新たな利益を生む資本」に生まれ変わります。これを繰り返すことで、雪だるま式に資産が増えていく「複利」の力が働きます。 「自分の財布(現金)を痛めずに、湧いてきたポイントだけで資産を増やしていく」。これは、現代における一種の錬金術と言えるでしょう。
② 1万円からの「意味ある」投資体験
もう一つの光は、その「手軽さ」と「コンセプト」です。
- お小遣いで始められる不動産投資: 現物の不動産投資には数千万円の資金と銀行融資が必要ですが、利回りくんは1口1万円から投資可能です。これは、投資のハードルを極限まで下げ、誰でも「不動産オーナー」としての第一歩を踏み出せることを意味します。
- 「応援」という新しい価値: 利回りくんのファンドには、単なる収益物件だけでなく、明確なコンセプトを持った「応援型」の案件が多数存在します。
- 保護犬・猫共生型マンション「わおん」: あなたの投資が、殺処分されるはずだった小さな命を救う住まい作りに使われます。
- 地域創生ファンド: 過疎化が進む地方の空き家を再生し、街に活気を取り戻すプロジェクト。
お金を増やすだけでなく、そのお金が社会の役に立っているという「精神的な充足感」を得られる。
これは、数字だけの投資(株式やFX)では得がたい、利回りくん独自の価値です。
この「手軽さ」と「意味」が、投資初心者や、社会貢献に関心のある層を惹きつけ、会員数No.1という結果に繋がっているのです。
【中間監査報告】
ここまでが、利回りくんの「光」です。
楽天ユーザーであれば、この恩恵を無視するのは経済合理性に反します。
しかし、光が強ければ強いほど、その影もまた濃くなります。
次章からは、プロの経理マンとして絶対に見過ごせない、運営会社の財務・法的な「影」の部分にメスを入れます。
経理のプロが指摘する「影」:監査で見えた3つの致命的リスク
「光」の部分である楽天ポイントの恩恵や手軽さを理解したところで、ここからは経理のプロとして最もシビアな「リスク(影)」にメスを入れます。
多くの推奨記事が「上場企業の安心感」や「優先劣後スキーム」という言葉で濁している部分ですが、決算書と法規を読み解くと、そこには投資家が直視すべき冷徹な事実が並んでいます。
① 「上場企業の安心感」の崩壊:NASDAQ撤退と東証の執行猶予

「米国上場企業だから安心」という情報は、2026年現在では既に賞味期限切れの誤情報です。
- NASDAQからの撤退: 親会社であるシーラテクノロジーズは、2025年5月にNASDAQ上場を廃止し、米国市場から事実上撤退しました。
- 撤退の理由: 会社側は「上場維持コストの削減」を理由に挙げていますが、これはグローバル資本市場での資金調達メリットがコストを下回ったことを意味し、経営戦略の迷走を示唆しています。
- 東証での「執行猶予」状態: 国内では株式会社クミカとの合併により上場を維持していますが、東京証券取引所より「実質的存続性の喪失に係る猶予期間入り」の指定を受けています。
- 上場廃止の時限爆弾: 2029年5月までの猶予期間内に、新規上場と同等の厳しい審査をパスできなければ、日本市場からも退場(上場廃止)となります。
つまり、現在の運営母体は「安定した上場企業」ではなく、「4年以内に再審査に落ちれば上場廃止になる執行猶予付きの企業」であるという、極めて不安定なステータスにあります。
② 倒産隔離(Bankruptcy Remote)の不在:運営会社の倒産=全損の危機
多くの記事が「分別管理しているから安心」と書きますが、経理のプロから言わせれば、それは「平時のルール」であり「有事の守り」にはなりません。
- 第1号事業の限界: 「利回りくん」のスキーム(不動産特定共同事業法 第1号事業)では、投資家は運営会社のシーラと直接契約を締結します。
- 資産の法的帰属: 投資家の出資金や対象不動産は、法的には「シーラの総財産の一部」とみなされます。
- 倒産隔離の欠如: もしシーラが本業の不振などで倒産した場合、投資家が預けた資産は「シーラの借金返済の原資」として差し押さえられるリスクがあります。
- 優先劣後の無意味化: 倒産手続きに入れば、宣伝文句にある「優先劣後(30%までなら元本を守る)」という内部規定など、法的な強制力の前では無意味となり、元本の大半を失う可能性があります。
投資家は、不動産そのもののリスク以上に、シーラという会社の「信用リスク(倒産リスク)」を直接背負っているのです。
③ 高レバレッジ・自転車操業的財務:金利上昇への脆弱性
最後に、シーラのバランスシートを監査します。
そこに見えるのは、非常にアグレッシブな、裏を返せば「危うい」資金繰りです。
- 異常な負債比率: 財務データによると、自己資本に対する負債の割合(負債資本比率)は約252.62%という、極めて高い水準にあります。
- 金利上昇の直撃: 負債の多くは不動産開発のための借入であり、金利が上昇する局面では、支払利息の増大がダイレクトに経営を圧迫します。
- 営業キャッシュフローの懸念: 営業活動から十分な現金を生み出せていない可能性(キャッシュフロー対株価倍率がマイナス)を示すデータもあります。
- 自転車操業のリスク: 常に新たな物件を仕入れ、クラウドファンディングで資金を集め続けなければ、過去の借入を返済できない「自転車操業的」なリスクを内包しています。
【総務部監査結論】
「利回りくん」への投資は、推奨記事が謳うような「安全な資産運用」ではありません。
実態は、高い負債を抱え、上場維持の瀬戸際に立たされている企業に対する、「無担保のハイリスクな貸し付け」に近い性質を持っています。
しかし、私は「だから投資するな」とは言いません。
次章では、この「影」を十分に踏まえた上で、プロが実践する「リスクを最小化しながら、光(ポイントと配当)だけを美味しくいただく戦略」を提言します。
リスクを飲み込んだ上での「戦略的投資法」
これまでの監査で、「利回りくん」には他メディアが語らない深刻な「影(事業者リスク)」があることを暴いてきました。
運営母体の負債比率は200%を超え、2025年のNASDAQ上場廃止や東証での「猶予期間入り」など、企業の存続性については楽観視できない状況にあります。
しかし、経理のプロとして言わせていただければ、「リスクがある=投資不適格」ではありません。
大切なのは、そのリスクを織り込んだ上で、いかに「光」であるリターンを安全に刈り取るかという「戦略」です。
① サテライト運用の徹底:資産の5〜10%を死守せよ
もっとも重要な戦略は、資産配分の徹底です。
「利回りくん」は、倒産時に投資家の資産が法的に隔離されない「第1号事業」の仕組みをとっています。
つまり、運営会社が破綻すれば、優先劣後構造など無意味になり、元本が毀損する法的リスクを直接負っているのです。
- 「メイン」には据えない: 銀行預金やインデックスファンド(新NISA等)をコア資産(80〜90%)とし、「利回りくん」はあくまで「サテライト(衛星)」資産として運用してください。
- 投資上限の遵守: 監査の結論として、利回りくんへの投資額は総資産の5〜10%以内に留めることを強く推奨します。
- 「執行猶予期間」を意識する: 現在の運営母体は2029年までの「猶予期間(上場維持の再審査期間)」にあります。この期間中は何が起きてもおかしくないという緊張感を持ち、過度な集中投資は避けるべきです。
② ポイントの再投資:消費を「資本」に変える複利の極意
利回りくんの最大の武器は楽天ポイントとの連携ですが、これを「楽天市場での買い物」に使ってしまっては、本当の恩恵を受けられません。
- 「利回りくんコイン」への交換: 獲得した楽天ポイントは、そのまま使わずに「利回りくんコイン」へ等価交換してください。
- 複利マシーンの構築: ポイントを次の投資元本に充当することで、「ポイントが利息を生み、その利息がさらにポイントを呼ぶ」という複利サイクルが完成します。
- 2025年改定への対応: 2025年以降、短期間のファンドではポイント付与条件が厳格化されました。したがって、無理にポイントを狙って長期拘束案件(3年以上)に突っ込むのではなく、あくまで「現金利回り」を主軸にし、ポイントは「資産成長のブースター」として淡々と再投資に回すのが賢明です。
総括と提言:機会損失をなくせ
【最終監査結論:騙されるな、使い倒せ】
今回の包括的監査により、「利回りくん」の真実が浮き彫りになりました。
- 表の顔: 会員数国内No.1、1万円からの手軽な応援型投資。
- 裏の顔: 高レバレッジ経営、倒産隔離の不在、上場維持を巡る危ういステータス。
世の中の「おすすめ記事」は表の顔しか語りません。
しかし、真に賢い投資家は、裏の顔を知った上で、「もし倒産しても致命傷を負わない範囲で、仕組み(ポイント還元)を使い倒す」という冷徹な判断を下します。
【提言:まずは「チケット」を確保せよ】

最後に、もっとも愚かな行為は「悩んでいる間にチャンスを逃すこと」です。
利回りくんの優良案件は「クリック合戦」が常態化しており、募集開始数分で完売します。
- 「登録」は投資の決断ではない: 会員登録自体は無料であり、維持費もかかりません。
- スピードが命: 良い案件が出てから登録しても、本人確認の審査(eKYC等)を待っている間に枠は埋まります。
- まずは「土俵」に上がる: 投資するかどうかは後で決めればいいのです。まずは無料登録を済ませ、「いつでも戦えるチケット」を確保しておくことが、機会損失を防ぐ唯一の方法です。
【総務部から】
今すぐ、下記の公式サイトから「無料会員登録」を完了させてください。
楽天IDとの連携も忘れずに。
それだけで、あなたは「死に金」を「生きた資本」に変える準備を整えることができます。
【監査責任者:私(経理15年)の最終提言】
「クリック合戦」に負けないための準備はできていますか?
まずは無料登録で、土俵に上がる権利を確保してください。
※楽天ID連携でポイント還元の準備もお忘れなく
総括:騙されるな、使い倒せ
【監査総括:きれいごとに耳を貸すな】
総務部・経理責任者の「けん実おじさん」です。
今回の「利回りくん」包括監査を締めくくります。
ネット上の多くの推奨記事は、アフィリエイト報酬を目的とした「メリットの羅列」に終始しています。
しかし、15年間中小企業の決算書と向き合ってきた私の目には、今の「利回りくん」を取り巻く状況は、決して「手放しで安全」と言えるものではありません。
2026年現在、私たちが直視すべきは、以下の冷徹な事実です。
- 「上場企業の安心感」の賞味期限切れ: 親会社のシーラテクノロジーズは2025年5月にNASDAQを上場廃止しました。さらに、国内上場会社クミカとの合併により、東証から「実質的存続性の喪失に係る猶予期間入り」の指定を受けています。つまり、現在は「4年間の執行猶予付き上場企業」という非常に不安定なステータスにあります。
- 倒産隔離の不在という法的リスク: 「利回りくん」は匿名組合契約(第1号事業)であり、投資家の資産は法的に運営会社(シーラ)の財産とみなされます。万が一、負債比率が250%を超える同社が倒産した場合、投資した不動産は差し押さえの対象となり、あなたの元本は守られません。
- ポイント還元の実態変化: 2025年2月以降、ポイント付与ルールは改悪され、以前のような「短期で爆益」という甘い環境は終わっています。
これが、きれいごとなしの「監査報告」です。
リスクを飲み込んで「仕組み」を使い倒す
では、利回りくんは「ダメな投資先」なのでしょうか?
私の答えは「ノー」です。
リスクを正しく理解し、以下の「プロの型」を守れるのであれば、これほど面白い投資先もありません。
- 「サテライト運用」の徹底: 前述の通り、運営会社の信用リスク(クレジットリスク)を直接背負う投資です。全財産を投じるのは論外。資産の5〜10%以内に留めることが、経理マンとしての絶対条件です。
- 「第3の財布」の入り口として活用: 銀行預金に寝かせておくよりは、遥かに効率的です。楽天ポイントを「消費」ではなく「再投資」に回し、自分自身の「複利マシーン」を構築する。この仕組みを使い倒すことこそが、賢い大人の投資です。
- 情報を疑い、自分で判断する: 2029年5月までの猶予期間、同社の動向を注視し続ける必要があります。他サイトの「安全です」という言葉を疑い、自分の目でリスクを監視し続ける。その手間を惜しまない人だけが、平均利回り4.4%の果実を手にできます。
今すぐ「土俵」に上がる準備を
最後に、もっとも深刻なリスクについてお話しします。
それは「機会損失」です。
利回りくんの優良ファンドは、募集開始から数分で蒸発する「クリック合戦」が日常茶飯事です。
あなたが「この記事のリスクを理解した上で、このファンドなら出資してもいい」と判断したその瞬間に、口座がなければスタートラインにすら立てません。
- 登録は「投資」ではない: 会員登録と本人確認は無料です。今この瞬間に投資する決断をする必要はありません。
- 「チケット」を持っておけ: 審査には数日かかります。いざという時に動けるよう、「いつでも投資できるチケット(口座)」を今すぐ手に入れておいてください。
- ウェブから登録する: ポイント連携等のミスを防ぐため、必ずアプリではなくウェブサイトから手続きを行ってください。
「また今度」という決断の先延ばしが、あなたの資産形成を一番遅らせます。
まずは5分だけ時間を使い、「第3の財布」への入場券を確保してください。
【監査責任者:私(経理15年)の最終提言】
「クリック合戦」に負けないための準備はできていますか?
まずは無料登録で、土俵に上がる権利を確保してください。
※楽天ID連携でポイント還元の準備もお忘れなく


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